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村上和美collection
『デミタスカップの愉しみ』展
群馬県立近代美術館
群馬県高崎市綿貫町992-1 群馬の森公園内
2021.04.17-06.27
19世紀に中産階級が台頭したヨーロッパにはコーヒー文化が浸透し、
そのなかで濃いコーヒーを飲むための小さなコーヒーカップ、
デミタスの多彩なデザインがヨーロッパの名窯から生み出され、
掌にのる小さなデミタスならではの超絶技巧や
大胆なデザインが見どころとなっていきます。
19世紀の半ば以降には、ジャポニスム様式が異彩を放ち、
世紀末にはその影響を受けたアール・ヌーヴォー様式が発展し、
そして1920年代からはアール・デコ様式のデミタスが登場します。
本展では村上和美コレクショから精選したデミタスの逸品約380点により、
時代の変遷を巡りながら繊細華麗なデミタスの世界を紹介いたします。
【PROFILE】
村上和美
かねてより珈琲を愛飲するうち、
器としてのデミタスカップの魅力に惹かれ少しずつ集め始める。
アンティークコレクションとして本格的に蒐集を開始したのは2006年頃からで、
現在2,200客を超える数となっている。
次回開催用予定など、詳細は公式HPの
こちらをご参照ください。